『Arist Crafts』には独自開発したプラグを採用しています。
AZ-1プラグはプラグ起因の断線トラブルの発生を極力無くし、耐久性と導電性を大幅に改良するために、プラグの先端部分とハンダ付けを行う部分が接点を持たない一体構造のプラグです。その他、フォーンプラグ、RCAプラグ、MMCX、2ピンプラグも独自開発した国産の高品質プラグを使用しています。
従来のプラグは、ジャックに差し込まれるプラグ先端部とケーブルとハンダ付けする板金部品をカシメて一体化することで組み立てられています。しかし、この2つの部品はカシメた力で接触しているため、外部から応力がかかると、接触が不安定になり、導通不良の原因になっていました。加えて、ハンダ付けをおこなう分部は薄い金属板が使われているので、耐久性、導電性において満足のいくものではありませんでした。
当社オリジナルプラグのAZ-1はプラグ起因の断線トラブルの発生を極力無くし、耐久性と導電性を大幅に改良するために、プラス端子になる黄銅の棒材とマイナス端子になる黄銅の円筒材料の間にインジェクション方法により樹脂を封入し、プラス端子とマイナス端子の絶縁を確保しながらもプラグ本体を一体化した後、職人により金属部分と樹脂部分を同時に一本一本正確に削り出すという非常に手間のかかった製造方法を採用しています。
加えて電極部分の厚さは従来製品の数倍あり、抵抗値の低減にも寄与しています。
プラグ先端部の金属と樹脂に段差が無いのがAZプラグの大きな特徴です。ジャックに差し込んだ時の気持ち良さはこのプラグでしか味わえない感触です。
『Arist Crafts』には独自開発したプラグを採用しています。
AZ-1プラグはプラグ起因の断線トラブルの発生を極力無くし、耐久性と導電性を大幅に改良するために、プラグの先端部分とハンダ付けを行う部分が接点を持たない一体構造のプラグです。その他のプラグも独自開発した国産の高品質プラグを使用しています。
AZ-1プラグはハンダ付け部分を保護するために、ステンレス棒を職人が一本一本、手作業により削り出した高強度のプラグジャケットを装着しました。ジャケットの形状は人間工学に基づいた、手に持ちやすく、滑りにくい形状にデザインされ、その設計に合わせて削り出されていますので、ジャックへの抜き差しがスムーズです。削り出されたばかりのジャケット表面は刃物の跡が線状に残ります。この跡を取り、表面を滑らかにするために1本、1本職人の手により研磨とバフがけが行われます。高級時計のステンレスケースにも劣らない当社のプラグジャケットの輝きは、このような職人の心をこめた作業による賜物です。
加えて、このプラグジャケットに合わせて当社が開発したステンレス製の粗密スプリングを装着しています。
市販のプラグに多く採用されている熱収縮チューブは、プラグジャケットの入り口でケーブルの曲率(曲がり方)が一定にできず、ケーブルを曲げた時にケーブルの一部分にだけに力がかかるという問題がありました。しかし、この粗密スプリングを採用することでケーブルの曲率を一定にすることができ、ケーブルへのダメージを大幅に低減することができました。ステンレス製のバネなので、サビにも強く、耐久性は熱収縮チューブを大幅に上回ります。また、ステンレス製のプラグジャケットの輝きと一体感を持たせるために、粗密スプリングにはNiメッキを施しました。熱収縮チューブと比べると非常に高価になりますが、品質にもデザインにも妥協を許さないNIDEONの姿勢はこのような小さな部品にまで宿っています。