まだ,アニソン(アニメソング,ほどんど女声)しか聴いていませんし,そ んなに知識や 感性があるわけではありませんが,とても感動しましてので,持 っているイヤホンに限っ たものですが,300の感想を書いてみました。 では,接続したイヤホンは,次のとおり です。 ① C・・・・・ の A・・・・・ 今回のポタフェスのポスターの女の子が耳にしているも のです。 ケーブルメーカーの A・・・・ のイヤホンブランドで,BA5基です。 ② S・・・ の S・・・ もう古くはなっていますが、3年以上経過しているにもかかわず, 全く不具合のないイヤホンです。BA4基です。 ③ I・・・・・ の A・・・・・ が作っているダイナミック型です。なお、イヤピースは, 1と2は茶・・・の S・・・ を使用しています。 ①ですが,これが凄い。もともと A・・ A・・ のアンバランスケーブル が付いていま す。200に代えても,200経由の W・・・・・・・ コンダクターに代えても,当然, 解像度が向上し音質が変わっていると感じるのですが,それでも一般的な音質向上のよう に,もともとのケーブルの音質傾 向を受け継いだものとなっていました。それはそれで満 足していました(20 0ではきつすぎるので,聴くときには,200経由の W・・・・・ コンダクターです。)それが,300ケーブルに接続したら・・・。会場で聞いたときには, 200系統のケーブルで変わらなかった音質というか音の置き方 (このイヤホンは,本当 に綺麗に水平線に音を並べるといった感じの不思議な イヤホンです。)が変わったと思っ たのですが,家で聴くと,激震・驚愕するほどの変容です(雑音が多いのでそこまでは感 じませんでした。)。たとえでいうと,ワンランク上がったとかいうレベルではなく,コン パクトカメラから一眼 レフでレンズが標準ではなく明るいのに変わったという感じです。 全く別もの です。MMCX の端子のイヤホンの中では,史上最高ではないかと思うくらい です。 おそらく,当初付属のケーブルの音質とは全くかけ離れているくらいの大きな 変 化ですので,制作側が予測していないほどのレベルの変化ではないか思います。貨幣価値 に換算すれば,イヤホンが 139,600 円,ケーブルが ほぼ同額ですから,269,600 円。こ の組合せなら35万,いや50万と言われて も納得される方は多いのではないでしょうか。 良いものは,なんだか待たされることが多く,300ケーブルも待ちに待ちましたけれど, このイヤホンも,ユニバーサルにしては待たされます。私は, 注文してから数週間でたま たま在庫入荷がありましたが,ネット上の情報では 約2か月待ちと言われています。しか も,こうした状況にあってか,いつのま にか,F 社では取扱いが終わっており,大手家電 と E 社 くらいしか扱っていないというものです。この待ち代は,おそらく需要と供給 の バランスからプレミアを付けるもので,こうした意味で,このイヤホンの中 古販売額が新 品と同じということを考えると,プレミア価格としても相応の値 段かもしれません。 と は言っても,このイヤホンの制作は,ケーブルメーカーですので,ど素人の私が考えただ けでもタイアップするのはとても難しいと思います。残念。 さて,何が震撼・驚愕なのか というと,300ケーブルの能力を十分に引き 受けてくれているというものです。おそら く電気信号として,300と200 の差は,とても大きな差があるのではないでしょうか。 このとてつもない量の 情報をとても綺麗に処理してくれるのが,① です。一方,② は, あまりにも多くの情報を鳴らしきっているのですが,淀んで、濁ってしまいます。① を聴 いて,300の最大の特徴は、音をとても正確に伝え ていると感じました。それは,時間 軸の進行と輪切りにした両方の軸です。耳 にすることができる解像の度合いは半端じゃあ りません。A‥+純正アンプと いう DAC の特性もあるかもしれませんが,16bit/44.1kHz の CD 相当の音楽は, まさに今まで聴いていたハイレゾ、もしかするとそれ以上の聴き ごたえで す。聴いているうちに,ハイレゾを買わなくてもいいのではないかと思うほどで す。・・・ちなみに,ハイレゾにすると,もうそこは宝石箱のような感じです。 アニソン の多くの伴奏は,打ち込み系ですので,アコースティックではなく,最もそれらしく聴こ えるように作られていると思うのですが,本当にそれらしく,録音状態が良いとそれ以上 の曲と思うくらいです。おそらく,感ですが, ② が300についていけない理由は,音 の倍音というか,付属音というか,音がなった後の余韻の音が原因のような気がします。 300ケーブル は,200ケーブルよりもおそらく相当正確に信号を送っているような気 がし ます。300ケーブルは,音がなった後の余韻のような音,響のようなものが 正確 に表現されているというか,そもそも,音は音符のように粒だと思っていたのですが,全 くそうでなく,音符どおりに演奏しても,音の長さ,強弱,速 度,他の音との位相という か相関によって,同じ音はないと教えてくれている みたいです。高音も低音もそのように なっています。そして,DAC の意図した音 を正確にイヤホンに伝えているような気がし ます。アニソンだと,打ち込み系 の音源が一昔前で1曲あたり100から200くらい使 用され,加えて,聴こえない音源も入れられているようです。そうした多くの音源を一度 に ② は,綺麗に鳴らしきれず,元気いっぱい過ぎて,悲鳴にも感じる淀みを感じました。 低音も前にでるようになっているので,高音,中音,低音のそれぞれが独立し て共鳴(狂 鳴)してしまっているような感じです。一方,高音を淀みなく表現することが得意とされ ている ① では,高音は綺麗に,低音は品良く余裕を持って丁寧に音が並べられ,さらに, ボーカルは艶やかで,CD 相当の音源 でも,テレビで言えば4K 相当の表現ができている といった感じです。846 は, アルプスの少女ハイジのような昔の時代の作品を4K テレビ で見ると,テレビ内 部の画像を処理しても,もともとのコマ数が足りず,どうしても少し カクカクした動きになってしまうような感じです。とにかく,① と300の組合せは,感 動をはるかに超え(200ケ ーブルを聴いた時の感動をはるかに超えます。私の乏しい経 験の中では,想像 できないくらい,おそらく人が音楽だと感じる音です。ですから,現実 の音の再生の評価とは異なるものと思います。),世の中にはこのような音の世界があるの だと気付かされます。300ケーブルが ① の潜在能力を十二分に 引き出してくれていま す。全くこの相性の良さは本当にびっくりするくらいで す。ですので,② やベ・・の A・・・ でも相当の効果を発揮するのですが, ことアニソンでは,① が100点なら,② は60 点,③は75 点といった感じです。 おそらく,ジャンルや構成にもよるのかもしれませ ん。クラッシックは,生 の音ですので,打ち込み系の音とは異なりますし,オケ構成では なく,弦楽四 重奏曲などもう少し構成が単純なもの,ピアノ協奏曲とバイオリン協奏曲に よ っても違い出てくるような気がします。 200でも300でも,NIDEON さんのケー ブルを使うと,いつも,何か大切 なことというか,当たり前のことと言われるようなこと を当たり前のようにブ ラッシュアップされていくことに驚かされます。 拙い文章でした が,ちょっとした感想文をお送りします。 職人の方々にも,感謝しております。記述したとおり,ものすごい物であることは間違い ありません。 ありがとうございました。