めっき厚測定

 プラグを始め、銅線など音響製品はあらゆるメッキが施されています。同じメッキであっても使われるメッキ材料、厚さは各メーカーや商品により異なります。薄いメッキでは耐久性の問題がありますし、コストに合ったメッキの厚さが確保されているのか調べる目的で測定を望まれるユーザーが多い測定項目です。

 当社ではドイツ、フィッシャー社製の蛍光X線膜厚計を使用して、あらゆるメッキ製品のメッキ膜厚の測定が可能です。また、メッキの種類が分からない場合は下に示す元素分析によりメッキ材料を調べた後でメッキの厚さ測定を行います。装置に入らない大きさのサンプルについては分解などの必要もあります。詳細はお問い合わせください。

電子顕微鏡撮影

使用していた製品の「メッキが剥がれた」、「部品が割れた」、「さびた」などの問題箇所を電子顕微鏡で観察することが可能です。元素分析とあわせて不純物の特定、不純物の存在位置などの分析を依頼されるお客様が多い測定項目です。
当社では日本電子(JEOL)製 電子顕微鏡を使って微細な写真撮影が行えます。

 電子顕微鏡に入らないサイズの物は分解などの処理が必要になります。また、装置内部の部品は分解する必要がある場合もあります。詳細はお問い合わせください。

元素分析

 元素分析ははんだの鉛成分、メッキの種類など、どのような材料が使われているかわからない部品や製品など、主に無機物(金属やセラミックス)の元素を分析するサービスです。

 「メッキの厚みが知りたいが、メッキに何が使われているかわからない。」「メッキの不純物を知りたい」「導線の材料が銅なのか銀なのかアルミなのか知りたい。」「導線の不純物を知りたい」などの材料分析に力を発揮します。

 当社では電子顕微鏡に取り付けた堀場製作所のX線マイクロアナライザー(EPMA=Electron Probe MicroAnalyser )を使用して元素分析を行います。電子顕微鏡に入らないサイズの物は分解などの処理が必要になります。詳細はお問い合わせください。


その他の分析

 NIDEONでは上記のほか、形状測定、固さ測定、強度測定などあらゆる分析、ご相談を承っています。まずはお問い合わせください。

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